隣家すれすれの樹木伐採

お隣との境界付近に植えられた樹木が成長し、ご自分での管理が難しくなったとのことおからご依頼いただきました。

樹種はヒノキで、胸高での幹径は約20cm〜30cm。
幹上部を見ると以前に高さ調整のための幹切断があり、その場所から二股に分かれていました。

ヒノキの仲間は裏側の気孔を見ると種類がわかります。

剪定等でより良い状況を創り出せないかを検討してみましたが、ヒノキなのであまり剪定整枝に向かないこと、トップ部分のカット、幹の枝分かれ、根元の狭隘度から事前策をご提示する事ができず、伐採のはこびとなりました。

幹系が細い事、高さも5mを少し超えた程度であることから、2段ハシゴを利用し、一部スパー(木登り用スパイク)を利用することとしました。
また、隣家への影響を抑えるため養生ネットを設置して作業を進めました。

私たちの採用しているアーボリスト技法は、高木、狭隘、隣接、接道なしと言った難しい案件を、安全確実に施業する事が可能です。
勿論、枯れている木や、弱っている木などで枝を除去すること自体危険な状態でお受け出来ない場合も出てまいります。

まずは、これまで私たちの生活にうるおいを与えてくれた樹木を生き残られる事が出来ないか、そしてやむなく伐採する場合は如何に安全確実に作業を行うかを施主様にわかりやすくご説明してまいります。

ご自宅やお持ちの敷地内で扱いに困っている樹木がありましたら、是非一度私どもにご相談下さい。

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